講談社「FRaU」にサスティナブルビューティートレンド10の一つとして掲載

2020年1月、せとシリーズ“しっとり瀬戸内ハーブ・ウォーター”が、サスティナブルコスメアワード2020ゴールド賞を受賞し一年が経ちます。「人にも地球にもやさしいコスメ」を表彰する制度として、SDGs(持続可能な開発目標)の理念を選考基準に選ばれる同アワードには、せとシリーズ、ゆめさきシリーズ全6アイテムが受賞し、香寺ハーブ・ガーデンの製造スタッフ、地域活性化としてこのプロジェクトを推進してきた広島県竹原市の地域商社“いいね竹原”の関係者全員で喜びを分かち合い、竹原市では来訪する観光客も手に取っていただけるようになり、地域経済にも寄与し始めています。

製造側では、常に新しい物をお届けしようと言う実践。通常メーカーではしない少ロット生産。10本単位の製造を基本に、ネット、店頭での商品は鮮度の高い商品をお届けすることを心がけてきました。

そうした取り組みは、いくつかのメディアにも取り上げていただきましたが、昨年12月、講談社「FRaU」の、サスティナブルビューティートレンド10の一つとして掲載されました。

誌面では、「サーキュラーエコノミーの実践」として、竹害対策、限界集落の活性化、過疎化の進む地域への人の流入や就農者の応援など、ブランドの背景をご理解いただいき、「社会派コスメの代表」とコメントしていただき、プロジェクトスタッフ一同感謝しつつ新しい年を迎えました。

 

そして、2022年は、ニューヨーク・ブルックリン『Brooklyn Beauty/ Fashion Labo (BBFL)』のキュレーターが、“ローカルメイド、小ロット生産、天然成分・環境配慮”の視点からセレクトセレクトする“OWN YOUR BEAUTYアワード(2022年3月~5月)”にノミネートされ、地域を元気にしようと頑張るスタッフ全員が意欲をもって次のテーマに取り組んでいます。

その一つがブランドの3つのテーマ「食・触・香」の最後のテーマとなる「香り」と身体を整えるアイテム「TOKI-ORI とき・おり」です。

日本の歴「二十四節気」ごとの香り。単に季節を追うだけでなく、その季節の情景や、思い出とともに感じてもらうこと。

一週間程度、ゆっくりと変化する、鮮度の高いブレンドエッセンシャルオイルの特徴を追求し、現在秋シリーズを店頭販売中で、2月ころには冬シリーズが登場予定です。

そして、ディフューザーもアワードで評価されている「竹」を使い、かつ、素材は端材も含めて全て製品として生まれ変わらせること。作り手となる若手竹工芸作家の豊かな感性を引き出し、新しい彼らの発表の場を作り出すこと、など、地域で頑張る全ての人と、自然との共生を意識したライフスタイルの中に、エシカルな取り組みとともに楽しめるフレグランスブランドを提供しようと、これまでに見たこともない手作りディフューザーの世界をお届けしていきます。