せとの物語

4.“せとシリーズ”ができるまで

竹伐採から「ハーブ」へ

 竹原市内には、自然の竹林が市内のあちこちにあります。筍栽培をする竹林もありますが、せとうちT&Kハーブの素材になる竹は、自然の中に育った竹林から切り出します。

竹原市 自然の竹林

 ハーブとして使う竹は、表面の白い粉が付いた状態で、2日以内に香寺ハーブ・ガーデンの夢前(ゆめさき)工場(姫路市)へ送られます。この白い粉こそ、竹の成長の源、天然の「乳酸菌」で、せとうちT&Kハーブ(文中はすべて左記のかな+英字で処理)のメインアイテム、「ハーブ・ウォーター、オイル、バーム」の重要なハーブ素材となります。

伐採した竹はすぐに工場へ搬送

 竹原では、竹を暮らしに活かそうという取り組みから竹工芸も盛んで、せとうちT&Kハーブの「香り」をテーマにした「TOKI-ORI®」シリーズのアロマクラフト(リードディフューザーなど)としても活用。捨てられる端材も残さず使った竹のアロマクラフトは、豊かな香りを長時間放つ機能に優れ、インテリアとしても使用でき、心を整えるアイテムとして好評です。

竹炭作り

 伐採されたれ竹は、夢前工場とは別に、竹原市内の竹炭づくりをするNPO団体の人たちの手に渡り、窯の中にきちんと並べられ、まる一日火の管理や送る空気の調整を行い、高品質な竹炭になります。
 完成した竹炭は、せとうちT&Kハーブの石鹸の素材として夢前工場へと運ばれ、石鹸のために細かくパウダー化、オリゴ糖と乳酸菌と一緒に練り込まれ、お肌の油分を落としずぎない、さっぱりとした使い心地の「爽やか瀬戸内ハーブ石鹸」となります。

夢前工場で発酵からハーブ成分の抽出

 姫路市の山間部にある小学校の廃校を改修して作られた香寺ハーブ・ガーデンの夢前工場。
 廊下には職員室などの札がそのままが残され、集落の思い出を捨てないでそのまま使い、各部屋をクリーンルーム化した工場です。

夢前工場

 ここで竹はパウダー化され、数週間ゆっくりと寝かされます。竹の持つ乳酸菌で自然発酵が始まり、発酵したパウダーを天然水で蒸留し竹のハーブエッセンスが抽出されます。
せとうちT&Kハーブの製造は、香寺ハーブ・ガーデンが40年近く培ってきた独自の抽出技術と成分のアレンジ技術を応用し、一つひとつ手作りで「せと」シリーズへと生まれ変わります。

パウダー化した竹を自然発酵