せとの物語

2.香寺ハーブ・ガーデンとは

香寺ハーブ・ガーデンの歴史

香寺ハーブ・ガーデン本店ハーブの庭

 1983年より世界のハーブを育て研究をスタート。
 北海道ファーム富田(観光農園)、千葉サンファーム(国産ハーブ生産)、香寺ハーブ・ガーデン(研究型ハーブ園・千葉サンファームの経営にも参画)3社で、日本国内でのハーブ普及を推進。
 その後、ニュージーランドのセントマーチンス・ゼラニウム・ナースリーとの姉妹ガーデン提携を結び、植物のもつ色素・香り・機能性や植物の共生の研究を進める。
 2001年、株式会社香寺ハーブ・ガーデンを設立。
 ハーブ市場が熟成しつつある中、農薬、除草剤を使わずに国産ハーブを栽培し、大学・研究機関と連携し、素材抽出技術から発酵技術などを駆使し、ハーブ生産から素材研究、抽出、精油を、機能性の検証も含め一貫生産。研究開発型ハーブ園としては国内唯一と言える。30種類以上のハーブを栽培し、自社ブランドは、東急ハンズでも販売している。
 2015年、文部科学省、文部科学大臣・科学技術賞。
 2018年、経産省、地域未来牽引企業に選定。

海外展開

香寺ハーブ・ガーデン本店

 フランス、アメリカ、ドイツの展示会でその精油抽出技術は高く評価され、精油は、Laboratoire Rosier-Davenne (仏)が輸入をしています。

2008コスミーティング(フランス)

 フレグランスを中心に和ハーブを展示
91社とコンタクト。フランスでは「植物療法用途」を中心に抽出素材を輸出。

プロダクトエキスポ2010(アメリカ)

 ハーブコスメ展示会
241社 日本企業も含め258名とコンタクト。フレグランスメーカーから柚子の香りのオファーがある。

VIVANESS2014(ドイツ)

 ハーブティーや柚子のエッセンシャルオイルを紹介
18ヵ国、40社とコンタクト。
同展示会の出店は、事前の厳しい審査基準をクリアしたものだけが出展できる展示会で、同社のオイルは基準をクリア。
 欧米では柚子を知らない人が多く、姫路産柚子の新鮮な香りが好評。ドイツではフレグランス用途として輸出をしている。